実はレーダー探知機がブースト計になるんです!【サンバー適合の秘密】
「サンバーにブースト計を付けたいけど、配管作業は面倒…」
「OBD2接続なら簡単と聞いたけど、自分のサンバーでは動かなかった…」
そんな経験はありませんか?
実は、スバルサンバー(特にTT/TV/TW系)は、OBD2ポートが付いていても、中身の通信システムが特殊なため、多くの汎用品を拒絶してしまう「気難しい車」なのです。
今回は、なぜサンバーは普通のOBD2機器が使えないのかという理由と、確実に動く「正解の組み合わせ」を具体的にご紹介します。
なぜスバル車は「普通のOBD2」ではないのか?
結論から言うと、サンバーの通信システムは「形だけOBD2で、中身はスバル独自(SSM)」だからです。
OBD2の世代とスバルの壁
OBD2(故障診断コネクタ)の世界には、大きく分けて2つの世代があります。
- 【1.5世代(過渡期)】K-Line / SSM通信
2000年代~2010年頃までのスバル車や一部の国産車。コネクタ形状はOBD2と同じですが、通信言語がメーカー独自(スバルならSSM:Subaru Select Monitor)です。
サンバーはここに該当します。 - 【2.0世代(現行)】CAN通信
現在販売されているほぼ全ての車。世界共通の規格(CAN通信)で会話しています。Amazonで売っている安い診断機も、この規格専用です。
つまり、サンバーのOBD2ポートには、今の車のような「世界共通語(CAN)」は流れていません。
そのため、「最新のCAN通信専用レーダー探知機」を接続しても、言葉が通じず電源が入るだけでデータが表示されないのです。
「最新機種」を買うと失敗する理由
「じゃあ、一番新しい高いやつを買えば対応してるでしょ?」
ここが最大の落とし穴です。
近年のレーダー探知機メーカーは、コストダウンや処理速度向上のため、古い「1.5世代(K-Line/SSM)」のサポートを切り捨て、新しい「CAN通信」に特化する傾向にあります。

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つまり、サンバーに関しては「最新=最強」ではありません。「一昔前の、古い言葉を喋れる機種」を探す必要があるんです。
これが正解!サンバーで動く具体的機種
では、どの機種ならサンバー(TT/TV/TW系)のブースト圧を表示できるのでしょうか?
実績が圧倒的に多いのは「コムテック(Comtec)」の数年前のモデルです。
ユピテルやセルスターの一部も対応していますが、設定の細かさと動作報告の多さでコムテック一択と言っても過言ではありません。
狙い目の機種(中古市場で探そう!)
以下のシリーズは「古い通信規格」もしっかりサポートしています。
- ZERO 700番台シリーズ
ZERO 703V, ZERO 704V, ZERO 705V, ZERO 706V, ZERO 707LV, ZERO 708LV など - ZERO 800番台シリーズ(4インチ大画面)
ZERO 803V, ZERO 805V, ZERO 806V など
※2021年以降発売のモデル(ZERO 709LV以降など)や、ブリッツブランドへ移行した後の最新モデルは、古いスバル車の適合が怪しい場合があるため、あえて「705V」や「805V」あたりを選ぶのが賢い選択です。
【必須】専用アダプターと設定
本体だけでは動きません。必ず以下のオプション配線が必要です。
| 必須アダプター | コムテック OBD2-R3 (または OBD2-R2 / OBD2-R4) |
| 設定(ディップスイッチ) | アダプター側面のスイッチを操作します。 スバル車の場合、一般的に「11」または「13」に合わせると通信に成功します。 |
まとめ:サンバーには「名機」を選ぼう
スバルサンバーでブースト計を表示させるための条件を整理します。
サンバーOBD2化の鉄則
- 現行のCAN専用機ではなく、1.5世代通信(K-Line)に対応した機種を選ぶ。
- メーカーはコムテック(Comtec)が最も信頼性が高い。
- 最新新品ではなく、「ZERO 705V」などの中古美品がベストバイ。
- アダプター(OBD2-R3等)のディップスイッチ設定を忘れない。
この組み合わせなら、スーパーチャージャーが唸りを上げて加速する時の「インマニ圧」の変化を、デジタル数字とグラフで楽しむことができます。
「1.5世代」の壁を乗り越えて、あなたのサンバーをコックピット化してみませんか?
「愛車のブースト圧を管理したいけど、追加メーターをダッシュボードにごちゃごちゃ付けるのは嫌だ…」
「配線作業が難しそうで、自分で取り付ける自信がない…」
そんな悩みを抱えているスバルサンバーオーナーや、軽自動車ユーザーの方はいませんか?
実は、その悩み「レーダー探知機」ひとつで解決できるんです。
今回は、本来は取り締まりを警告するだけのレーダー探知機を、一瞬で「多機能デジタルメーター」に変身させる裏技をご紹介します。
OBDⅡ接続という魔法
通常、ブースト計を取り付けるには、エンジンルーム内の配管を切断してセンサーを割り込ませ、車内に配線を引き込むという、かなりハードルの高い作業が必要です。
しかし、OBDⅡ(オービーディーツー)アダプターを使えば、その必要は一切ありません。
OBDⅡ接続のメリット
- カプラーオンで終了:運転席足元のコネクタに差し込むだけ。配線加工ゼロ。
- 電源も取れる:シガーソケットを潰さずに電源確保が可能。
- 情報の宝庫:ブースト圧だけでなく、水温、タコメーター、電圧など、車のECUが持っている情報を表示できる。
特にスバルサンバー乗りにおすすめな理由
農道のポルシェことスバル製サンバー(特にスーパーチャージャー車)は、エンジンを回してこそ楽しい車ですが、古い車ゆえに水温や過給圧の管理が心配です。
しかし、サンバーの狭い運転席に追加メーターを並べるスペースは限られています。

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そこでレーダー探知機の出番です!1台で「取り締まり回避」と「車両管理」の両方ができるので、スペース効率が最強なんです。
注意!サンバーには「相性」がある
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。
すべてのレーダー探知機がサンバーで動くわけではありません。
スバル車(特に2010年以前のモデル)は通信規格が特殊なため、メーカー選びを間違えると「電源は入るけど、ブースト計が動かない」という悲劇が起きます。
失敗しない選び方
サンバー(TT/TV/TW系)でブースト圧を表示させたい場合、以下の組み合わせが「鉄板」です。
- メーカー:コムテック(Comtec)
※ユピテル等は古いスバル車で動かない報告が多いです。 - アダプター:OBD2-R3(またはR2/R4)
※ディップスイッチの設定で古いスバル車に対応できます。
実際の表示画面イメージ
機種にもよりますが、「待受画面」の設定を変えることで、以下のような情報をリアルタイムで表示できます。
| メイン表示 | インマニ圧(ブースト計) |
| サブ表示1 | 水温 |
| サブ表示2 | 電圧 |
スーパーチャージャーが効いて「正圧」に入った瞬間、数値がググッと上がるのを見るのは快感ですよ!
まとめ
古いサンバーに最新のレーダー探知機をOBDⅡで接続すると、車内の雰囲気が一気に「コクピット」らしくなります。
高価な単独のブースト計を買う前に、まずは「コムテック製レーダー探知機の中古 + OBD2アダプター」の組み合わせを検討してみてはいかがでしょうか?
愛車のコンディションが数字で見えると、毎日の運転がもっと楽しく、安心になりますよ。



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