今回は、スバル・サンバー(EN07型エンジン)のスーパーチャージャー車の「盲点」とも言えるメンテナンス、スーパーチャージャーオイルの交換についてです。
メーカー公式では「メンテナンスフリー」とされていますが、実際にはオイルは減るし、劣化します。長く乗るなら交換は必須!DIYでできる「上抜き交換」の手順をまとめました。
準備するもの
サンバーの純正部品としては設定がないため、トヨタ純正品を流用するのが定番の裏技です。
- トヨタ純正 スーパーチャージャーオイル(品番:08885-09007)
※全量は約50ccですが、洗浄(フラッシング)用を含めて2本(100ml)用意するのがおすすめ。 - 注射器(シリンジ)
100均の化粧品コーナーにある20ml〜50mlサイズでOK。 - シリコンチューブ
金魚のエアポンプ用などでOK。長さ20cmほど。 - 12mm または 10mm のメガネレンチ
- ウエス・パーツクリーナー
作業手順:注射器を使った「上抜き・希釈法」
サンバーのスーパーチャージャーは車載状態だと下からオイルを抜けないため、注射器を使って「抜いて・入れて」を繰り返してきれいにします。
1. オイル給油口の確認
荷台のエンジンフードを開け、スーパーチャージャー本体の上部(または側面)にあるボルトを探します。これが給油口兼レベルゲージになっています。
※走行直後は激熱なので、少し冷まして「人肌」くらいになってから作業しましょう。
2. 古いオイルを抜き取る
ボルトを外し、チューブをつけた注射器を差し込みます。
チューブの先を前後左右に探りながら、一番深くまで入るポイントを見つけ、ゆっくり引き抜きます。
【注意】強烈な異臭がします!
長年交換していないSCオイルは、腐った銀杏のような強烈なニオイがします。服に付かないよう注意してください。
3. 新油を入れてフラッシング(洗浄)
抜けた量と同じ量の「新油」を入れ、一度ボルトを締めます。
その後、エンジンをかけて1〜2分アイドリング(または軽く空ぶかし)をして、内部でオイルを循環させます。
4. 繰り返し交換する
エンジンを止め、再度「抜いて・入れる」の作業を繰り返します。
真っ黒だったオイルが、飴色や透明に近づいてくればOKです。用意したオイル(100ml)を使い切るくらい繰り返せば、かなり綺麗になります。
5. 油量調整と仕上げ
最後に適正量を入れます。ボルトにゲージがついている場合は範囲内に収まるように。ゲージがない場合は、抜いた量と同量を戻すのが安全です。
ボルトを締めて、パーツクリーナーで周辺を掃除すれば完了です!
失敗しないための重要ポイント
DIYでこの作業をする際に、一つだけ絶対に気をつけるべき点があります。
⚠️ チューブの落下に注意!
注射器からチューブがスポッと抜けて、スーパーチャージャーの内部に落ちてしまうと大惨事(本体分解が必要)になります。
チューブの接続部はタイラップで縛るか、テープでしっかり固定してから作業してください。
まとめ:エンジンの回転が軽くなる!
作業自体は30分ほどで終わりますが、効果は絶大です。アクセルレスポンスが良くなり、スーパーチャージャーの作動音も静かになるはずです。
リキマエダのウマでしっかり車体を保持して、安全に楽しんでみてください!



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