スーパーチャージャーの簡易確認方法

スバルサンバー情報

サンバーの走りそのものと言っても過言ではない「スーパーチャージャー(SC)」。
「最近パワーが落ちた気がする」「変な音がする」と感じたら、重症化する前にチェックが必要です。

今回は、DIYガレージでできる「音」と「数値」による診断方法を解説します。

1. 音で判断する(簡易チェック)

特別な道具がなくても、耳だけで多くのトラブルを発見できます。
荷台のエンジンフードを開け、エンジンをかけて「アイドリング」や「空ぶかし」をして音を聞いてみましょう。

正常な音

  • 「カチッ」という作動音
    アクセルを開けた瞬間(またはエアコンON時)に「カチッ」と音がするのは、電磁クラッチがつながる音なので正常です。
  • 「ヒュイーン」という過給音
    回転数に合わせて聞こえる高いモーターのような音は、元気に過給している証拠です。

危険な異音(要点検)

  • 「ガラガラ」「ゴロゴロ」
    SC本体内部のベアリング、または電磁クラッチのベアリング摩耗の可能性大。リビルト品への交換が必要です。
  • 「キュルキュル」
    ベルトが滑っています。ベルトの張り調整か、ベルト交換で直ります。これが起きるとブーストがかかりません。

2. 目視で判断する(オイル漏れ)

スーパーチャージャー本体の下側や、配管の継ぎ目を触ってみてください。

  • 乾いている・薄い汚れ程度:正常です。
  • オイルでベトベトになっている:SC本体のオイルシール抜け、または配管からの吹き抜けの可能性があります。

多少の滲みなら「古い車あるある」ですが、滴るほどなら修理が必要です。

3. 数値で判断する(ブースト計)

これが最も確実な「健康診断」です。
後付けのブースト計(連成計)を取り付けることで、エンジンの状態が手に取るように分かります。

測定方法と基準値

サージタンク周辺の細い負圧ホース(エアバイパスバルブ用など)から三又分岐でセンサーを取り付けます。 【正常なブースト圧(EN07 SC)】 0.5 ~ 0.7 kgf/cm² (kPa換算:約50 ~ 70 kPa)

もしアクセル全開でも0.4 (40kPa) 以下までしか上がらない場合、以下の原因が疑われます。

  • スーパーチャージャー本体の摩耗(圧縮抜け)
  • ベルトの滑り
  • 配管のどこかから空気が漏れている

まとめ:早期発見がサンバーを救う

「ガラガラ音」が酷くなってからでは、エンジン内部に金属粉が回ってしまうリスクもあります。

定期的にエンジンフードを開けて、愛車の「声」を聞いてあげてください。
もし「音は正常だけど、メンテしたことないな…」という場合は、前回の記事で紹介した「スーパーチャージャーオイルの交換」を強くおすすめします!

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